色の重要性

背景

暗い前景色には明るい背景色、もしくはその逆の組み合わせを使う
検証も必ず行う。Photoshopで彩度を低く(グレースケールに変換)してみる

色で区別

色でくべつするのは重要。
視覚障害を持っている人は赤と緑の違いが分からないことがあるので、このを組み合わせて使用しない。

原色

人間の目は補色(カラーサークル(色相環)で反対側にある色)で表示されたテキストを読めない。
なので、原色に近い青の小さなテキストを、原色または原色に近い赤やオレンジの背景の上に表示したりしない。(逆でも同じ)

暖色vs寒色

●暖色
→ 赤、オレンジ、黄、茶、ベージュ
●寒色
→ 青、緑、紫、グレー(分量が多い場合)、(白も寒色とされている)

・社会的地位や保守性を暗示する必要があるサイトやインタフェースは、寒色(特に青)を主体として用いることが多い。
古典絵画やポスターなどのデザインでは特に暖色、寒色の使い分けを使用している。

暗い背景vs明るい背景

●暗い背景のページは色以外のデザイン上の性質しだいで、より先鋭的、より冷静、より精力的な印象を与える。
●明るい背景(白、ベージュ、ライトグレー)
●フォーム形式やテキストフィールドは暗い背景の上では見栄えが悪くなる。

コントラスト

●強いコントラスト
→ 緊張感や力強さ大胆さをよぶ
●弱いコントラスト
→ 和やかでゆるいだ印象を与える。

彩度

●彩度の高い色、あるいは純色(赤、青、黄、緑など)
→ エネルギー、活力、明るさ、暖かさをよぶ。
これらは大胆で特徴的だけど、使いすぎると目を疲れさせる。
1色か2色ぐらい選ぶのがよい。

●彩度の低い地味な色は暗いか明るいか(濃色、淡色)で、カラーパレットのほとんどを占めている。

色相の組み合わせ

彩度の高い1色を数種類の地味な色と組み合わせると、彩度の高い色に注目させ、色の「レイヤ」を作り出す。

●鮮やかで濃い色 → 見える者に近づいて見える
●くすんだ淡い色 → 遠ざかって見える
●この起伏を大きくすればデザインの印象を強めることが出来る。
●より地味な色や薄い色を用いた平坦なデザインにすれば落ち着いた印象になる。
●小色相、多明度を調べるとよい。


このメモは、
「デザイニング・インターフェース〜パターンによる実践的インタラクションデザイン〜」
を参考にしました。